【妊婦さん必見】アメリカで出産して驚いたこと5選

アイキャッチ(アメリカ出産驚き5選))出産レポ

こんにちは。ニューヨーク州ウェストチェスター在住のかのんです。

私は2児の母で、長女を日本で出産、次女をニューヨーク州のWhite Plains Hospitalで出産しています。次女妊娠時は海外での出産ということで漠然とした不安はあったのですが、「まあ2人目やし何とかなるやろ」とかなり余裕をかましていました。
が、実際に入院~出産~退院までを過ごしてみて、日本で経験した出産との違いに驚きの連続。いろいろなことに戸惑っている間にもあれよあれよと時間は進み、あっという間に退院の日が訪れました。

知らないと問題があるような情報では無いですが、知っているとちょっと安心。今日はそんなアメリカの出産事情をお伝えしたいと思います。これからアメリカで出産を控えている方は、ぜひ最後まで見ていってくださいね。

日本で計画出産をする場合、通常は産院の診療時間内に入院し、促進剤を投与することがほとんどかと思います。
アメリカでは計画出産を希望する方がかなり多く、その入院の予約枠は24時間体制です。

私の入院の予約時間は18時だったので、夜のうちに入院して翌朝から促進剤かな、と思っていたのですが、入院手続き、問診、NSTを終え、23:55から促進剤が開始されました。笑
後から、朝4時の入院予約の方もいることを知り、計画出産でも24時間体制であることを知りました。

長女は日本で同じく計画出産だったのですが、15時に入院、翌朝から促進剤だったのでその違いに驚きました。

ちなみに今回私は言われた通り18時に入院したのですが、その時点でLDRの空きが無いと言われ、2時間弱ロビーで待たされました。笑

かのん
かのん

看護師さんたちがどんどん退勤していくので、忘れ去られているんじゃないかと不安でした。笑

アメリカでは夫の立ち合いが当たり前、産後も退院までは夫が付き添い入院する方がほとんどのようです。そのためLDR内にも、産後の病室にも、ソファーベッドが完備されていました。

私もできれば立ち合いが良かったのですが、長女の預け先が無く、出産時は夫が家で長女を見ていました。
そのため、入院の手続きやNST、先生の内診、麻酔前などすべてのタイミングで、「夫はどこ行っちゃったの!」と驚かれました。そして毎回事情を説明するはめに。笑

分娩台に上がって、いよいよ!という時にまで、”Where is your husband? Hurry! Hurry!”と言われ…。さすがにその時は事情を把握済みの看護師さんが代わりに説明してくれました。

そのぐらい、出産時に夫が不在というのは珍しいことのようです。

ちなみに入院中の食事も、必ず旦那の分も届きました。(いないのに)

促進剤が効き始め、本陣痛に繋がっても初めはそんなに痛くないですよね。でも陣痛の痛みを知っているからこそ、いつあの痛みが来るか不安で不安で…。そこで痛みが出てくる前から麻酔の準備をしてもらえるのか聞いてみたところ、麻酔を始めるタイミングはあなたが決めるのよ!と。

子宮口何センチ開いたら、とか、陣痛が何分間隔になったら、とか無いんですか?と聞いてみましたが、お産の主役はあなたよ!あなたが決めていいのよ!と言われました。笑

まだ全然耐えられる痛みだったのですが、それを聞いて即麻酔を始めてもらいました。
おかげで最後までほぼ痛みを感じることなく、体力を残したまま出産を終えることが出来ました。

長女を日本で出産した時は、陣痛が弱くなってきたので一旦麻酔を切ります、とか、もう少し子宮口開くまで麻酔無しで頑張りましょう!とか言われていたので、好きなタイミングで麻酔を入れられるのは本当に有難かったです。
アメリカは訴訟大国でもあるので、医療上の問題が無い限りは、何においても妊婦さんの意思が尊重されるようです。

赤ちゃんの検査や授乳・調乳指導、おむつ替えや沐浴の練習、お母さんのケアなど産後の入院中って結構やることありますよね。日本ではそれを4泊ないし5泊の間にこなしていきますが、アメリカは産後2泊3日が基本。
考えてみれば当たり前ですが、それはそれはもう大変な忙しさでした。

時間も無いので夜中でも関係無く、いろんな医療スタッフの方が部屋を訪れる事態。そして経産婦だからだと思いたいのですが、おむつ替えやミルクについての指導はありませんでした。笑
赤ちゃんの寝ているコットの引き出しにおむつや液体ミルクが入っていて、勝手に使うシステムでした。
(産後すぐ、ミルクのメーカーの希望だけ聞かれました。)

一番驚いたのは退院前夜の21時半頃、Lactation Consultant(ラクテーションコンサルタント; 母乳育児について指導してくださる方)がやってきて、その時間から授乳指導と搾乳機の説明が始まったこと。笑
すでに産後36時間以上経過しており、いやもう何回おっぱいあげたと思ってんの!?って感じでした。あと単純に夜遅すぎて寝たかったです。

これは予想外で嬉しい驚きだったのですが、入院中の食事が豪華でした!しかもメニューから好きなものを選べます。メインだけでなく、サイドメニューや飲み物、デザートもすべて選べます!
アメリカのごはんに期待していなかったのでこれは嬉しかったです。

かのん
かのん

入院中の昼食と夕食には、毎回Hershey’sのチョコレートアイスを付けてもらってました!笑

退院前夜はお祝いディナーで、これも選べるメニューでした。私はロブスター&ステーキにしました!
もちろん旦那の分も来ます。この時はちょうど面会で来ていたので一緒に食べられました。

lobster and steak

アメリカでの出産は驚きの連続でしたが、経産婦ということもあり特に問題無く乗り越えられました!
良い部分もたくさんあったので、アメリカで産むことに決めて良かったと感じています。

本ブログでは他にもアメリカでの妊娠・出産の経験や、ニューヨークでの子育てについて記載しているので、よかったら見ていってくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました