日本とどう違う?アメリカのスーパー徹底解説!

ニューヨーク生活

こんにちは。ニューヨーク州ウェストチェスター在住のかのんです。
渡米後すぐにアメリカでの生活が始まり、早ければ翌日にでも足を運ぶことになるであろうアメリカのスーパー。日本とは違うところがたくさんあるので、初めは戸惑うかも?

本記事ではアメリカと日本のスーパーの違いを紹介します。

アメリカのスーパーで買い物をしたことが無い方は、この記事で予習してから行けば緊張せずにお買い物を楽しめるかと思います。
文化の違いを感じられて面白いので、日本の方にも読んでもらえたら嬉しいです。

日本のようにカートにカゴを乗せる習慣はありません。カートに直接商品を入れていきます。

日本のカートよりもかなり大きく深いサイズで、慣れるまではとても重たく感じると思います。
日本のCOSTCOに行ったことがある方は、あのカートがアメリカの一般的なサイズと思ってください。
(でもアメリカのCOSTCOカートは、日本のCOSTCOカートよりもう少し大きい気がしています。)

買い物カゴがあるスーパーは稀です。もしカゴを使う場合は、カートに乗せずカゴ単体で使います

日本では当たり前のようにカートにカゴを乗せていましたが、アメリカに慣れてくるとあれはなんだったのか?無駄では…?と思うようになります。笑

卵、牛乳、チーズ

卵はダース(12個)牛乳はガロン(1ガロン=3.785L)が一般的なサイズです。COSTCO等では2ダースの卵も見かけます。

牛乳は、どのスーパーにもだいたいハーフガロンのものも売られています。

我が家も初めはハーフガロンの牛乳を迷わず買っていましたが、今や1ガロンの牛乳を買っています。
日本とは違って賞味期限がすごく長いので、卵も牛乳も量が多いけど消費できちゃいます。

チーズはとにかく種類が多く、店内の陳列棚一列分すべてチーズなんてこともざらです。
どれも美味しいのでぜひお気に入りを見つけてみてください。

かのん

乳製品はDairyと言います。乳製品不使用=Non Dairyです!

野菜

日本のように綺麗に袋に入った野菜はほぼありません。(Trader Joe’sだけは袋入りが多いです!)

葉物野菜も、基本は写真のようにそのまま乱雑に陳列されています。ピーマンは日本のパプリカサイズアスパラガスはなぜかだいたい氷に刺さった状態で売られています。笑

そして特徴的なのが、多くの野菜が量り売りということ!

例えばじゃがいも
日本では1個いくら、というのが主流ですが、アメリカでは1ポンドいくら、というのが主流です。
そのためか、日本ではほぼ同じサイズのじゃがいもが陳列されていると思いますが、アメリカでは大小様々なじゃがいもが一緒に陳列されています。

どうせ量り売りだから?なのか、均一な大きさの野菜を生産する必要も無く用途に応じて必要な大きさの野菜を購入することができます。

かのん

生産時、購入時共に無駄が無く、合理的なのがアメリカらしい!

日本では見かけない野菜もいろいろあります。
こちらの記事にまとめているのでよかったら見ていってくださいね。

パン

食パンは日本より1枚が小さく、1斤は大きい(長い)です。写真の大きさが基本です。

日本のように◯枚切り、という概念は存在しません。日本のサンドイッチ用のパンの薄さなので、6枚切りやそれより厚いトーストを食べていた方は物足りないかも。

あとは一般的にベーグルが数多く売られていますplainの他に、通常sesameeverythingがあります。美味しいです!

日本のような菓子パン、惣菜パンは存在しません…。

肉、魚

まず牛肉が安くて美味しいです!これはアメリカのいいところ。我が家は週1ステーキを食べています。薄切り肉は、かろうじて牛肉なら、スーパーによっては販売しています。

豚肉の薄切りは存在しません。我が家は韓国スーパーのHmartで購入しています。

鶏もも肉は、skinless, boneless(皮無し骨無し)か、皮付きのものはbone-in(骨付き)です。
手羽先は手羽元にくっついた状態で売られています。笑

魚は本当に種類が少なく、基本はsalmon(サーモン), cod(鱈), tilapia(ティラピア)です。その他、魚が豊富なスーパーであればsword fish(メカジキ), tuna(マグロ)も。
日本と同じクオリティのものを買おうとするとものすごく高いです!

バナナ

バナナは一房丸ごと買わなくてもよくて、買いたい本数分だけちぎってOKです!
これもまたアメリカらしくて気に入っています。

我が家はいつも、すぐに食べられるよく熟したものと、もう少し追熟させたいものを組み合わせて買っています。

量り売りの場合と、1本いくら、の場合があります。
また、オーガニックバナナと普通のバナナがだいたい並んで売られていて、オーガニックバナナの方が少し高めの値段設定になっています。

レジの違い

レジはベルトコンベアーのようになっているので、そこにカート内の商品をすべて並べます

前に並んでいる人の商品が残っている場合は、ベルトコンベアーの淵に掛かっている仕切りの棒を置き、どこからが自分の商品か分かるようにします。

ベルトコンベアー上を商品が流れていき、店員が順にスキャンします。
スキャンが終わった商品から袋に詰めてOKです。

日本のように袋詰めをするサッカー台はありません。レジですべて袋に入れます。
レジを担当する店員以外にもう1人店員が待機している場合は、その方が詰めてくれることもあります。(稀です)

Trader Joe’sのレジはベルトコンベアーがありません。カートから直接店員がスキャンし、店員が袋詰めしてくれます。
また、COSTCOはベルトコンベアー式ですが、袋詰めはせず、レジとは別の店員が直接カートに入れてくれます。(出口で購入品のチェックがあるので袋詰めNGです。車までカートのまま商品を運びます。)

アメリカの買い物袋事情

アメリカではエコバッグ持参率がほぼ100%です。日本のようにお店で袋を買うことが出来るお店は見たことが無く、もし袋を持っておらず購入する場合、エコバッグを買うことになります。

どのお店も基本的に$1以下の小さいエコバッグが売られているので、忘れてしまったらこれを買えばOKです。(買わないでそのまま車に持っていっても大丈夫です。)

Trader Joe’sは何も言わずとも初めからお店の紙袋に入れてくれます!

↓ニューヨーク州では2020年月より、プラスチック製のレジ袋が使用禁止となっています。

日本とアメリカのスーパーの違いをまとめてみました。日本のスーパーは商品の陳列もきれいで店員も丁寧で良いですが、慣れてしまえばアメリカでの買い物もなんてことないです。
(日本のスーパーのようにうるさい音楽が流れていないので心地よいです。笑)

私がよく利用するアメリカスーパーの比較もしているので、よかったら見ていってくださいね。

コメント