アメリカで受けた妊娠糖尿病検査 方法は?対策はある?

妊婦検診

こんにちは。ニューヨーク州ウェストチェスター在住のかのんです。

私はニューヨークのWhite Plains Hospitalで次女を出産しているのですが、第二子とは言え初めてのアメリカ出産。情報が少なくとても苦労しました。

そのため同じような境遇の方の力になれたらと思い、自身の体験をもとにアメリカニューヨークでの出産についてまとめています。

今回は妊娠糖尿病検査のお話。妊婦さんが避けては通れない検査ですよね。
長女のときは検査があることを忘れて朝ミスドのドーナツを2つも食べてしまい、見事に再検査に…。(ちなみに再検査は大丈夫でした!)

本記事では次女妊娠中に受けたアメリカでの妊娠糖尿病検査、「グルコーステスト」を紹介します。

かのん

アメリカではGlucose Challenge TestもしくはGlucose Tolerance Testと呼ばれます。

私は24週の健診のときに受けました。
当日朝10時からの予約で、朝食は食べてよかったのですが長女のときの教訓を活かし軽めに済ませました。

妊娠糖尿病の検査では、初回は50gのブドウ糖を含む飲み物を飲み、1時間後の血糖値を調べます。

この飲み物、日本では甘いサイダーのような飲み物ですが、アメリカではオレンジ味!炭酸はありません。

そして日本は150mL入りですが、アメリカは10oz(=296mL!)ほとんど2倍量の甘ったるい飲み物を飲むのは苦行です…。
↓私が実際に飲んだものです。オレンジ色の透き通った液体。常温です。

5分以内に飲んでねと言われたので、急激に血糖値が上がらないよう、少しずつゆっくり5分かけて飲み干しました
飲み終えた時間を受付に伝え、その1時間後に採血があって終了でした。

量は2倍ですが、含まれるブドウ糖量は50gで同じです!また基準値も日本と同じ
アメリカで受けると引っかかりやすいという噂がありますが、関係無いかと思います。
(単純に、アメリカ生活で私達日本人の食生活が乱れている可能性は高いです。笑)

基準値139mg/dL以下のところ、今回は87mg/dLで無事パスしました!
朝食にドーナツを2つも食べてしまった長女のときは147mg/dLだったので、検査前の食事は大事ですね。

もしこの50mgの負荷試験で基準値を超えても、75mgで行う再検査でクリアできれば診断には至りません。

妊娠糖尿病:75g糖負荷試験において次の基準の1点以上を満たした場合に診断する。
1. 空腹時血糖値 ≧92mg/dL 
2. 1時間値 ≧180mg/dL   
3. 2時間値 ≧153mg/dL

https://dm-net.co.jp/jsdp/qa/c/q02/

病院によっては、当日朝の食事に気を付けるように言われるようなので、朝食の内容は大事かもしれません。

他のブログなどには、ブドウ糖飲料を私のようにゆっくり時間を掛けて飲むことや、あとは飲んだ後に動き回るなど様々な対策が書かれていますが、その場限りの対策は意味が無いので、本当は日々の食生活を見直すべきですよね…。

妊娠糖尿病は出産時のリスクにもなりますので、もし検査に引っかかっても、見つけてもらえてよかったと思ったほうがいいかもしれませんね。

アメリカの妊娠糖尿病検査についてまとめました。
本ブログでは他にもニューヨークでの妊娠・出産情報をまとめているので、よかったら見ていってくださいね。

↓アメリカ産婦人科学会(American College of Obstetricians and Gynecologists)のホームページ内の妊娠糖尿病に関するFAQページです。こちらも参考にどうぞ。

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