【アメリカ出産】計画出産は何週?予約はいつから?

アイキャッチ(計画出産)妊婦検診

こんにちは。ニューヨーク州ウェストチェスター在住のかのんです。
私はニューヨークのWhite Plains Hospitalで次女を出産しているのですが、第二子とは言え初めてのアメリカ出産。情報が少なくとても苦労しました。そのため同じような境遇の方の力になれたらと思い、自身の体験をもとにアメリカニューヨークでの出産についてまとめています。

今回は、アメリカでは一般的な計画出産のお話です。
本記事では、アメリカの計画出産は妊娠何週で行う?分娩予定日が決まるのはいつ頃?といった疑問について、私の経験をもとに解説します!

計画出産とは、自然な陣痛が来る前に入院し、陣痛誘発を行い出産することを指します。Induction Of Labor (IOL)と言ったり、labor inductionまたはinduced laborと表現されることもあります。
日本では38週で実施する産院もありますが、アメリカでは原則39週までは実施しません。

米国産婦人科学会(ACOG; American College of Obstetricians and Gynecologists)のホームページ上でも、女性と胎児が健康な場合は39週以前に誘発を行うべきではないと明記されています。

When a woman and her fetus are healthy, induction should not be done before 39 weeks. Babies born at or after 39 weeks have the best chance at healthy outcomes compared with babies born before 39 weeks. When the health of a woman or her fetus is at risk, induction before 39 weeks may be recommended.

https://www.acog.org/womens-health/faqs/induction-of-labor-at-39-weeks#:~:text=When%20a%20woman%20and%20her,39%20weeks%20may%20be%20recommended.

ということで39週までは基本的に誘発の計画すらもしないので、生産期に入った37週から38週の間は、夫が仕事中に自然に陣痛が来てしまったらどうしようとドキドキしていました。
ちなみに37週に入るまでは内診も無かったので、子宮口の開き具合も分かりませんでした。経産婦なので、もうすでに子宮口が結構開いていたらどうしようという不安もあり、あまり動きすぎないようにしていました。

かのん
かのん

日本の健診でやったNSTも、アメリカの健診ではありませんでした。

私は初めから計画出産を希望していたのですが、臨月に入っても内診も無く、もちろん出産日も決められず…。
38週6日の健診で突然、じゃあいつ産もうか!もういつでもいいよ!と言われました。笑
最短で39週1日(健診の翌々日)と言われたのですが、健診から帰宅後、LDRの空きが無さそうだから3日後の39週2日に予約したよ!と連絡がありました。

入院の時間を尋ねると、まさかの夜6時。これは夜のうちに入院して、早朝から促進剤投与かな~と余裕かましていたら、入院後手続きや問診、そしてNSTと内診を終え、なんと23:55から促進剤の投与が開始となりました。笑
これは後から知ったことですが、LDRの空き状況次第で入院時間は変わってくるようで、朝4時の枠などもあったようです…。
そのため計画出産を希望する場合でも、病院へ向かうのは夜中になる可能性もあることを覚えておいてくださいね。

詳しい出産のお話は、別途まとめています。

結論から言うと、計画出産の場合でも、主治医以外が担当することもあります。
入院の予約を取る際に、先生はいつだったら対応してくれますか?と尋ねたところ、僕はやらないよ~ハハハと軽く流されてしまいました。笑
産院にもよるかもしれませんが、White Plains Hospitalでは空いている枠で予約して、その時にいた先生が分娩を担当するという形でした。

不安に感じる方もいるかもしれませんが、主治医のいる時に予約しても、結局お産が長引いて主治医が退勤してしまうこともあると思うので、こればかりは仕方ないですね。
ちなみに私は誘発を始めたのが夜中だったので、誘発を担当してくださった先生と分娩時の先生も別でしたが、どちらの先生も私の拙い英語にちゃんと耳を傾けて、分かりやすい英語で話してくださったので安心して出産できました。

39週になったら計画出産が可能ですが、自然な陣痛を待ちたい場合はその希望を伝えることは可能です。医療上の問題が無ければ、自然に陣痛が来るのを待って出産を迎えることもできます。

アメリカのお産は日本以上に、産婦の希望が尊重されます。そのため、アメリカでは無痛分娩が主流ですが、麻酔を使わず自然分娩を希望すればそのようにしてもらえます。
それ以外にも、陣痛中の過ごし方や、出産後誰がへその緒を切るか、生まれた赤ちゃんの処置はどこでするか(母親の前で処置をする必要があるか)など詳しく希望を聞いてもらえます。

かのん
かのん

とは言え、日本での長女出産時も無痛分娩だったので、私は迷わず麻酔をお願いしました!

アメリカでは基本39週までは誘発をしないので、計画出産を希望する方は、何事もなければ39週以降に出産すると考えておけば大丈夫です。
本ブログこの他にもニューヨークでの出産レポをまとめているので、よかったら見ていってくださいね。

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